新年度の始まりだ
社長が従業員の前で今期の目標などをお話される
「おなら部長、昨年度の成績を発表してください」
「はい、前期の おなら は年間9,794回、月平均816.17回ですが
お盆や年末年始のお休みがありますので、営業日数102日で計算しますと
一日当たり、96回の おなら を出した事になります」
「うーむ、まだ100回の壁は越えられないのか!! 何年かかってんだ!」
「社長! そう言われましても、今のこの世界情勢を考えますと1日96回の おなら は健闘している方だと思います!」
「なんだ? おなら部長、彼はどこの部署の誰なんだね?」
「しゃ、社長、すみません、この者は先月入社したばかりの新人でして、、、」
「こらおい、社長に向かって何言い出すんだ、謝りなさい!」
「いや、ちょっと待ちなさい おなら部長、面白いじゃぁないか」
「名前は何と言うのかね、君は?」
「はい、あっしは、遠山 の おなら さんです!」
「えぇっ! もしかすると本当は凄い人っていうオチのかい?」
「へいっ!」
「うわぁ、すまなかった、確かに君の言う通りだ こんなご時世だもんね、、、」
「私と、おなら部長と、君つまり遠山の おなら さんの3人で1日96回なら十分に おなら をしていた事になるもん」
「綺麗に3で割り切れるし、寝ていた時間もあるわけだからね、ね、おなら部長、そうだよね」
(この人は、いつもこうだ 強い者にはヘコヘコ、ペコペコ)
(いい加減イヤになる、というか、頭にくるぜ)
(でも、おなら をするだけで結構な額を貰えるんだからしょうがないか、、、)