119. おならの時間

私は仕事上、超がつくほどの精密機器を扱う

少しの汚れ、粉塵、等、研究室には持ち込まないよう

身体中を覆うクリーンルーム用の服や靴を着用し、事細かなチェックを受け、いわゆる洗浄され、万全の体勢で研究室に入る

何の研究かは、ここで明かす訳にはいかない

厳しいチェックを受けての仕事だとしても

自分が好きでこの研究をしている訳だから、毎日がとても楽しい

そして、その毎日の中でも、最も楽しいと思える事が一日のうち二回起こる

ジジジジジジジジ、、、

昼休みの合図　食事の時間だ

研究室から急いで出て、外気にあたり、思いっきりおならをするのだ

クリーンルームの中では、おならも禁止されているので、このジジジジの音がなった瞬間に、パブロフの犬の原理のように、おなかの気体が移動をはじめ、研究室を出た瞬間にとんでもなく気持ちいいおならを出すよう身体に働きかけ、ブワッとした、すんげぇおならをする事が出来るのだ

楽しいな、今日もジジジが聞きたいな　　　　愛してる