うんこ

559. うんこ のへそ

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キキキキー、キッ、キー

 

およそ130kmで走っていた うんこ が今、目の前で止まった

摩擦熱で熱くなっていた うんこ は顔を紅潮させ

「熱いわ」と言いながら、胸元のボタンを外した

ちょうどホームの胸元の辺りで待っていた私は、目のやり場に困った

恥ずかしくなった私は進行方向と反対に移動しドアが開くのを待った

しかし、そこは うんこ のおへその辺りだったのだ

おへそは最初からオープンだった

キャー! もっと恥ずかしくなった

 

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