おなら

608. おなら を食べる

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さあさあ、あなた〜、子供たち〜

ご飯よ〜

 

お、出来たか

 

やった〜 おなかペコペコだ〜

 

ママ、いつもありがとう

僕は、ご飯を作れないから、毎日ママに任せっぱなしだ

 

あら、パパ パパだって出来るわよ、作ろうとしないだけだって

 

いや参った やられたなぁ

 

ねぇねぇ、そんなのどうでもいいから早く食べようよ

 

そうね

 

今日のご飯はなあに?

 

さあて、何かしら? 当ててご覧なさい

 

う〜ん、う〜ん  おならー おなら でしょ?

 

あらやだ、どうして分かったの?

 

え、マジ? ママ、、、

 

ママ、、、本当に今日の晩御飯は おなら なのかい?

 

ええ、まずかったかしら

 

いや、、、そんなワケないじゃないか!

 

やったぁ〜、おなら のご飯なんだ!

 

でも、どうしたんだい 何かあったのかい?

 

どういう事〜?

 

だって、おなら なんて普通食べないだろ? 今日は何か特別な日だったかな?

 

そうだよ おなら って僕初めて食べるかも知れない

わたしも〜

 

はははは、皆んなが、そう言うと思って今日は おなら にしたのよ

 

へっ?

 

はっ? それは一体どういう事?

 

そのままよ

皆んなのそんな程度の反応を見たいから おなら にしたのよ

 

そ、そうなのか、、、ママ、、、

 

ママは僕たちの大した事ない反応を見たくて、おなら を、、、

 

でも、ママ それは何だか卑怯じゃないか?

 

そうだよ ママ、ずるいよ〜! ずるいっ!

 

試されたって事だよな 我々は?

 

あっ、そう じゃ、やめましょ! おなら は

さ、片付けましょ よっこらしょ 

「お・な・ら 」は皆んな要らないっと! ホラホラ! ドッコイショ!

今日の晩御飯はサーロインステーキよ

 

グググググー

ステーキもいいんだけど、おなら 食べてみたかったな、、、

 

うん、、、

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