今日から1ヶ月、おなら取締り強化月間だ
事前の告知義務がある為、
「何月何日から おなら の取り締まりが厳しくなりますよ」と大々的に知らせなければならない
テレビ、ラジオ、新聞、ネットニュース、そして最近ではSNSを活用し出来るだけ多くの人に知らせた
お金も人も使っているだけあって、人々の反応も上々だ
「◯日から、おならの取り締りが厳しいみたいだね」
「ええ、私はネットニュースで知ったわ」
「俺は友達から回って来たよ」
「バブ、バブバブバー、ババ」
生まれたばかりの赤ん坊まで知っている
「今回の取り締まりは、どんな取り締まりなんだろう?」
「私はこう思う」「いや、こうも考えられるぞ」「バブババババーブ!」
どこに言っても皆んなが皆んな「おなら取締り強化月間」の話で持ちきり
と、ここまでは良かったのだが、、、
当日になって、主役の おなら が熱を出してしまったのだ
「どうするんだ? 誰が おなら の代役をやるんだ!」
「おなら の熱は何度なんだ!本当に出来ないのか!」
「だから言ったじゃないか! 万が一の事を考えて、もう一つ おなら を用意しておくべきだって!」
「そう簡単に言うなよ、俺たちだってコレだけが仕事じゃないんだぞ!」
「今さら言い争ったってしょうがない、この場をどう乗り切るかを優先して考えようよ」
「どうすれば、、、」「う〜ん」、、、
「こんなのどうかしら? 今までは、おなら が取り締まりをしていたワケでしょ!」
「その逆を行くのよ! 人々の おなら を取り締まる! 皆んなの考えと反対の事をするの!」
「うわぁ! それ良いよ!」
「斬新!」
「裏をかくワケか」
「今までにない発想だ、コレはかえって皆んなを喜ばせる事が出来るかも知れない!」
「マンネリ化してましたからね」
「そう、前と同じ事をしていたんでは何も変わらない、前例のない事をする事こそ大切、人はそうやって進化して来たんだ!」
「よし、それじゃぁ今から作戦会議だ!」
「どんな仕掛けをするか、どうしたら人々を感動させ おなら を取り締まる事が出来るのか?」
「有識者を集め委員会を作り、徹底的に話し合おう!」
「コレから忙しくなるぞ〜! リミットは3ヶ月だ」
「あのぉ、今日からのはどうするんですか?」
「あ、あのお〜、今日から1ヶ月は何をするんですか?」
誰もが聞こえないふりをして返事をしなかった
おじゃまします。
以前、御社のtwitterでちょろっと出ていた「うんこ五段活用」なるものですけど、
ネットで検索してみました。
硬い順に、「うんご → うんこ → うんち → うんにょ → うんぴ」
だそうです。
よ 様
細かく教えていただきありがとうございます うんにょ というのも、なかなか柔らかそうな気がしますが私一人の感覚かも知れません