うんこ

538. うんこ のお兄さん

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おーい 皆んな集まれ~!

 

は~い ほ~い ハイッ!

どうしたの? うんこお兄さん?

 

うん、実は黙っていたんだけど、お兄さんは今日までなんだ

 

何ソレ? この間、来たばっかじゃん!

 

うん、お兄さんも君たちとは、もう少し長く居たかったんだけど

ご主人が出たくなってきちゃったらしいんだ

 

えー! そうなのぉー! 

 

あぁ、、、

お兄さんも、ご主人には逆らえないからね

だいたい僕を作ってくれたのは、ご主人なんだから

ご主人がいなかったら、僕自体 存在しないんだから

だってご主人は、おなかの空いていない時でも何かしら口にしていた

嫌いなものでも飲み込むなどして量を優先してくれてたんだ

とても高い料理も食べてくれたし、大衆的なお店にも連れて行ってくれた

飲めないお酒も飲んだし、片時も食べ物を手から離さなかった

食べすぎでも、もどすなんて事は絶対にしない

だからテレビを見る時も、ラジオを聴きながらも、仕事中だろうと周りの目を気にせず、

毎日毎日、いや毎分毎分、食べて食べて食べ続けてくれたんだ

そのうえ、、、

 

お兄さん、、、

それ、ご主人の食べ過ぎで

早くなっちゃったんじゃないの?

 

言うなっ!

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