もう3ヶ月経つ
それは些細な事から始まった
私は「うんこ は基本 こげ茶よね」と言った
彼は「もう少し薄い色をしている、だいたい茶という言葉は絶対 使わない」と言い切った
その時、私はその「絶対」のひと言がとても許せなかった
ただ、虫の居所が悪かっただけなのかも知れない
そんな私の態度を見た彼が「絶対、絶対、絶対、」と気にさわった言葉をわざと使ったの
悔しかった
速攻で彼の左頬にパンチを入れ、いつまでも「絶対」を言い続ける彼に、その数だけ腹に蹴りを入れた
迫ってくる彼の重心のかかる足をすくい上げ、何度も何度も倒した
あの時、私と彼は うんこ の色の違いを語り合っていただけ
とてもいいムードだった夜
なのに彼は、もういない
会いたい