おなら

444. おかえり おなら

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実話に基づいたフィクションです

 

今日、娘の おなら が帰ってくる

一年ぶりだ

妻に聞いたところ、2、3ヶ月したらまた他の国に行ってしまうそうだ

おなら は性格が私に似たようで、

思ったらすぐ行動する!

そして

やってみた事ないなら、必ずやる!

のだ

コレは、私は良いことだと思っている

娘の おなら とは彼女が産まれた時からの付き合いになる

小学生の頃までは、よく話もしたし、毎日のように焼き鳥屋さんに肩車をして連れて行ったものだ

そこで会う酔っ払いに自慢の おなら を見せたものだった

しかし、私が うんこ の事で忙しくなってきてからは会う機会も減り、会話もほとんどしなくなった

そして彼女は海外へと行ってしまった

 

そして今日 帰ってくる

そろそろ玄関のドアが開く

最初に何と言えばいいのだろう

おなら おかえり      かな?

イヤ、相手は国際派だ

手を ぐぅ でぶつけたり、絡ましたりして騒げばいいのでは?

それとも、、

 

あ、あぁ、あーっ!

ドアが開いた!!

 

ドッバーン、ドッバーン、ドッバーン、ドッバーン、しゅ~ぅ~

大きな爆発音と異臭がした

コレは、、、?

 

パパ、ただいま

一年分の おなら よ

そっかぁ、こんな感じだったんだ、忘れてた

 

文化の違う その国では、おなら は禁物だったそうだ

 

霞んでいた煙の向こうに ようやく見えた娘の おなら は、ずっとずっと大人びていて、見違えるほど綺麗になっていた

 

おかえり  おなら      スゴかったよ

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コメント

  1. おならの母 より:

    涙がでました( ;∀;)

    1. 野畑 昭彦 より:

      おならの母 様 もしかすると、おならの母様も同じような経験をお持ちなのではないでしょうか? もしそうであれば思い出させてしまって申し訳ありません

  2. ヨシダ リキ より:

    その話、おもしろかったです!!
    これから、ドンドンおもしろい話作り上げてくださいね!!(^.^)

    1. 野畑 昭彦 より:

      ヨシダ リキ 様 ありがとうございます かなり実話に基づいています 名前は違いますけれども 照

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